総合的な読みの力を育成する国語科の授業
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総合的な読みの力を育成する国語科の授業
明治図書出版, 2000.2
- タイトル読み
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ソウゴウテキナ ヨミ ノ チカラ オ イクセイスル コクゴカ ノ ジュギョウ
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内容説明・目次
内容説明
多様化の追求は、「教育課程審議会答申」においても、一層重要視されているところである。目的的・意図的、あるいは状況に対応した話すこと・聞くこと、書くこと、読むことが重視され、ますますその選択肢として多様性が重視されることになる。本書は、(1)領域を文学に絞らず、読むことの全領域にひろげ、合科・古典・情報・地域等を視野にいれた教材を取り上げる。(2)読むことを通して総合的な学習をどのように構想するかを具体的に提案する。(3)現行の教科書にとらわれず教材開発の方法を示唆しながら新しい教材を入れるように努める。(4)自己学習を基軸に、総合の中で選択的な場面を多くした学習単元を構想し、基本定着と個性化を図る。(5)単発の単元構想ではなく、日常化、生活化の視点をもった単元構想を行う。(6)単元観には、生徒の実態を出発点として、関連する理論的展望も入れた教材論や多様なテクストを開発する、ことに視点を置き、編集したものである。
目次
- 序章 総合的な読みの力を育成する授業展開
- 1 人に擬する—動物ファンタジーの作者になろう
- 2 家族と向き合う
- 3 電子メディアの日常化
- 4 ふるさとを伝える—ルポルタージュを通して
- 5 恋を歌おう—多読を伴った短歌アンソロジーの編集
- 6 “合作詩集づくり”指導の可能性
- 7 群読や随筆を生かした古典への接近
「BOOKデータベース」 より