さし藻草 ; 御垣守
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さし藻草 ; 御垣守
(白隠禅師法語全集 / 白隠慧鶴原著 ; 芳澤勝弘訳注, 第8冊)
禅文化研究所, 2000.5
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サシモグサ ; ミカキモリ
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Description and Table of Contents
Description
本書は三部よりなる。巻之一は、さる大名に宛てた書簡の形をとり、君主たるもの養生して長寿をたもち善政を行なうことを説き、さらには、高貴な身分に生まれても、その身分に奢っていれば、必ず三途に堕ちることになるから、菩提心をおこして菩提を求めよと勧める。巻之二の前にはさまる『御垣守』では、永遠の「悟後の修行」を勧め、菩提心なければ魔道に堕つと説く。また、巻之二は仁政と徳治を行なった故人の遺言往行を集めたもの。その大部分は、唐の太宗の言行を集めた『貞観政要』からとられている。
Table of Contents
- さしもぐさ・巻の一(意訳)(松蔭寺来訪のお礼;仁政こそ第一;まず養生、次に仁政について述べる ほか)
- みかきもり(意訳)(成仏を妨げるもの;来世を否定する邪見;源義家の蘇生譚 ほか)
- さしもぐさ・巻の二(意訳)(伯成子高、野に隠れる;苛政は虎よりも猛し;万民の危うきを救う者は ほか)
- さし藻草・巻之一(本文・注)
- 勧発菩提心偈・附たり御垣守(本文・注)
- さし藻草・巻之二(本文・注)
- さし藻草・巻之一(原本影印)
- 勧発菩提心偈・附たり御垣守(原本影印)
- さし藻草巻之二(原本影印)
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