わたつみ・しあわせな日日
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わたつみ・しあわせな日日
思潮社, 1999.11
- タイトル読み
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ワタツミ シアワセナ ヒビ
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内容説明・目次
内容説明
詩による昭和史を意図した『群青・わが黙示』『南冥・旅の終り』の主人公「生き残ったことで死んだ男」は、その後「神を探そうとすることなく幸せになっていった」ようだ。そこに「ただ時間の経過」としての敗戦50周年が訪れる。「詩は敗れたのか」と詩人は問う。だからこそ「私は神を探しに行かなければならない」のだ。「わたつみ」とは「私たちを取り巻く時間という海の総称」にほかならない。「昭和史」の現地点。
目次
- 丘に立って
- 神の留守
- 雨の音
- 春の鳥居
- 家族の夢
- おけら
- 石蹴り少年
- つよい風の日
- 花の送葬
- 片側町
- 夢のなかへ
- わたつみ
「BOOKデータベース」 より