フランス革命についての省察
著者
書誌事項
フランス革命についての省察
(岩波文庫, 白(34)-025-1 ,
岩波書店, 2000.7-8
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Reflections on the revolution in France, and on the proceedings in certain societies in London relative to that event : in a letter intented to have been sent to a gentleman in Paris
フランス革命についての省察
- タイトル読み
-
フランス カクメイ ニ ツイテ ノ セイサツ
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注記
1789-91年の年誌: (上巻)p273-280
エドマンド・バーク略年譜: (下巻)p269-276
シリーズの番号表示: (上巻)34-025-1,白25-1 ; (下巻)34-025-2,白25-2
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784003402511
内容説明
バークは政治家が必ず身につけるべき政治的英知の不朽の手引きである。彼に学ばぬ政治家は海図を持たずに航行する水夫も同然である—ハラルド・ラスキ。文人として出発して、のち政界に転身、アメリカ独立戦争からフランス革命という激動の時代に、行動する思想家として華麗な弁舌と健筆をふるったバークの主著。
目次
- 憲法協会と名誉革命協会
- プライス博士の説教
- これはイギリス憲法の誤解である
- 「我々自身の統治者を選ぶ権利」を、現実の教説として否認し、反駁する
- 「彼らの為政者を非行の故に放逐する権利」についても同様
- 「我々自身のための統治形成の権利」についても同様で、イギリス流の自由は本質的に継承財産であることを論証する
- 1688年のイギリス名誉革命の手続と、1789年のフランス革命主義者のそれとの比較
- この背景はフランス国民議会から説明できる
- 第三身分および聖職者身分の代表たちの性格
- 不穏な貴族たちの影響力〔ほか〕
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784003402528
内容説明
彼らがこの権威の奪取のために行った無数の暴力と愚昧な行動を免責するためには、彼らの成果が、それなしには到底達成されなかったことが立証されねばならない。全く疑いもなく、それなしに達成されたはずである—ジョージ三世の専制に反対し、アメリカの独立を支持したバークが、過激化するフランス革命を弾劾する。
目次
- フランスの貴族階級
- フランスの聖職者の悪徳は没収の原因ではなかった
- 旧体制下の聖職者の悪徳は没収の口実とはなりえない
- 近代のフランス聖職者の評判
- 新しい教会体制の無政府状態
- それと比較されたイギリスのプロテスタント教会政策
- 無神論者の狂信
- 没収の政策と保存の政策との対照
- 彼らの精神
- 政治手腕ないし叡知の欠如〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より