イギリス革命のセクト運動
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イギリス革命のセクト運動
御茶の水書房, 2000.7
増補改訂版
- タイトル読み
-
イギリス カクメイ ノ セクト ウンドウ
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注記
参考文献: 巻末p13-36
内容説明・目次
内容説明
本書は、革命前夜のイギリスに発生し、革命に参加しつつ、教団を結成するまでに浸透した宗教的セクト、とりわけ、ジェネラル、パティキュラーのバプテスト両派の研究である。増補改訂版では、セクトの社会層にかんしてもっとも詳細な研究であるW・スティーヴンスンの博士論文について論じたものを補論2として掲載し、参考文献一覧も収録した。また、初版の部分にかんしては、表記や誤字脱字の訂正の他、この間に出された日本語文献を注に追加した。
目次
- 第1章 イギリス・カルヴァン主義における二つの予定説—R・T・ケンドルの所説を中心に
- 第2章 基本的人権の宗教的起源—ジェネラル・バプテスト派の万人救済説と良心の自由
- 第3章 ピューリタン・セクト発生の社会的基盤—革命前夜のロンドンを舞台に
- 第4章 宗教的セクト運動批判—T・エドワーズ『壊疽』Gangroena(1646年)を素材に
- 第5章 反律法主義者の霊的千年王国論—軍隊とレヴェラーズ・シーカーズ・セクト
- 第6章 ウィリアム・アレン—フェルト帽製造工、アジテイター、アイルランド征服
- 第7章 イギリス革命期セクトの農村伝道と「禁欲的」教会訓練—ミッドランド東部地方におけるジェネラル・バプテスト派の場合
- 第8章 パティキュラー・バプテスト正統派—その政治的・経済的態度
- 補論1 イギリス革命期宗教的ラディカルにおける経済倫理の三類型—G.Hill,The World Turned Upside Down,1972
- 補論2 非国教徒の社会層—W・スティーヴンスンの博士論文を手がかりに
「BOOKデータベース」 より