死せる少女たちの家
著者
書誌事項
死せる少女たちの家
(ハヤカワ文庫, NV944-945)
早川書房, 2000.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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The church of dead girls
- タイトル読み
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シセル ショウジョタチ ノ イエ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150409449
内容説明
眼窩は深く落ちくぼみ、皮膚が乾ききった三人の少女の遺体。周囲に点された無数の蝋燭の光が、生気を失った彼女たちの顔に無気味な陰影を刻む—平穏に慣れきった田舎町を得体の知れない恐怖で包む連続少女失踪事件。最初に姿を消したのは、十四歳のシャロンだった。やがて届いた差し出し人不明の箱には、彼女の着ていた衣服とマネキンの左手が収められていた。住民たちは、行方不明となったシャロンの無事を願うが。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150409456
内容説明
ニューヨーク州の田舎町オーリリアスで起きた連続少女失踪事件。少女がひとり姿を消すたびに、新たな箱が届けられる。犯人探しに血まなこになる住民たちは、外国人、社会主義者、同性愛者などの異質な者に不信の念をつのらせるだけではあきたらず、憎しみさえあらわにしはじめた。平穏だった小さな町の人々は、ゆっくりと、だが確実に、恐怖にむしばまれてゆく…狂気が理性を飲み込む様を冷徹に描いたサスペンスの傑作。
「BOOKデータベース」 より