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新農基法と21世紀の農地・農村

甲斐道太郎, 見上崇洋編

(龍谷大学社会科学研究所叢書, 第39巻)

法律文化社, 2000.7

Title Transcription

シンノウキ ホウ ト 21セイキ ノ ノウチ ノウソン

Description and Table of Contents

Description

本書は、編著者たち「関西土地問題研究会」の出す2冊目の出版である。編著者たちの研究会は、1985(昭和60)年12月、法律学・経済学・農業論専攻の学者、専門家などが、農業に関連する土地問題の共同開発を目的として発足した。爾来今日に至るまで、70回をこえる研究会を重ねてきている。1996(平成7)年度に見上が主担となって、「中山間地の農地と農業問題」をテーマとする龍谷大学社会科学研究所の共同研究を申請し、採用されて3年間研究費による研究を続けることができた。本書はその成果の報告書である。本書では、旧農基法下において日本農業がたどった錯雑な軌跡の上に、今後の日本農業がたどるであろう行く末を、主体・客体・政策等の各側面から描き出して見よう、と意図している。

Table of Contents

  • 第1章 グローバル化のなかの日本資本主義と地域・農業
  • 第2章 2つの基本法と土地・農地問題
  • 第3章 現段階の中山間地域農業問題と対策
  • 第4章 地域農業の変化と担い手構造の新局面—京都府の実態を基礎にして
  • 第5章 農地法・農振法による農地転用制度の課題
  • 第6章 農地賃貸借に関する法制度的検討—許可と契約をめぐる判例分析を中心に
  • 第7章 農業生産法人制度改革と「耕作者主義」
  • 第8章 森林保全と森林法の論理—1951年森林法における森林計画制度に関する覚書
  • 第9章 農村空間形成の現状と法的課題—土地利用規制と地域づくりとの関連で
  • 座談会 新農基法と農地・農業・農村問題のゆくえ
  • 資料 食料・農業・農村基本計画

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