近世対外交渉史論

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近世対外交渉史論

中村質著

吉川弘文館, 2000.8

タイトル読み

キンセイ タイガイ コウショウ シロン

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注記

経歴と主な論著: p231-244

内容説明・目次

内容説明

豊臣政権から徳川政権末期にいたる対外交渉の実態を、多角的に追求する。壬辰丁酉倭乱(文禄・慶長の役)の被虜人、鎖国初期の海外情報管理、唐船貿易などを取り上げ解明。近世対外政策の特質とその歴史的意義を探る。

目次

  • 第1章 壬辰丁酉倭乱と被虜人(壬辰丁酉倭乱の被虜人の軌跡—長崎在住者の場合;秀吉政権と壬辰倭乱の特質)
  • 第2章 唐船貿易と海外情報(初期の未刊唐蘭風説者と関連史料—幕府の海外情報管理をめぐって;漂着唐船の長崎回送規定と実態—日向漂着船の場合;近世における日本・中国・東南アジア間の三角貿易とムスリム)
  • 第3章 輸入品の流通と貿易資料(鎖国期における輸入品の流通と抜荷物;近世日朝私貿易論の再検討;銘書帳よりみた長崎会所の帳簿組織)

「BOOKデータベース」 より

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