宮澤賢治「春と修羅第二集」研究 : その動態の解明
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宮澤賢治「春と修羅第二集」研究 : その動態の解明
渓水社, 2000.2
- 第1分冊
- 第2分冊
- タイトル別名
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宮沢賢治「春と修羅第二集」研究
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ ハル ト シュラ ダイニシュウ ケンキュウ : ソノ ドウタイ ノ カイメイ
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内容説明・目次
内容説明
宮沢賢治の口語詩集『春と修羅・第二集』は、紀行詩群と生活詩群を交互に配列して各詩群に有機的構成をもたせ、かつ詩群配列にも配慮を加えた詩集であった。緻密で他に類例を見ない複雑な構成をもった詩集の10年間におよぶ創作編集過程には、作品の改稿や差し替えばかりか詞群の加除さえある。詩集の変容が大きいうえに、詩集が最終的に未完であったため、その全容を解明することが困難で、多くのことが謎のまま残されてきた。本書は、この詩集の構成を各時期ごとに整理し、その動態を動態のままで捉えるため、各時期の詩集を再現したものである。
目次
- 第1部 研究編(総論編;各論編(日付と番号に関わる作品論;詩群構成に関わる作品論と詩群論))
- 第2部 資料と考察編—『春と修羅・第二集』創作日付の気象状況
- 第3部 動態詩集『春と修羅・第二集』翻刻本文稿(一次清書稿第一手入形段階;一次清書稿最終手入形段階;二次清書稿第一手入形段階;二次清書稿最終手入形段階;定稿段階)
「BOOKデータベース」 より