夏目漱石 : テクストの深層
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夏目漱石 : テクストの深層
小沢書店, 2000.7
- タイトル読み
-
ナツメ ソウセキ : テクスト ノ シンソウ
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内容説明・目次
内容説明
どのような問題系から文学史に迫ろうと、そこにはいつもかならず漱石が立ち現れてくる。—『吾輩は猫である』『それから』『門』、三つの長篇を、同時代の社会、文化をはじめとする関連領域のなかに捉え直し、漱石文学のもつすぐれた現代性と幅広さを追求する試み。近代文学研究に新たな展開をもたらす、漱石論の達成点。
目次
- 見出されることば—『吾輩は猫である』と文明(席亭のほうへ;「猫の王様」の誕生;脱線文学の系譜 ほか)
- 代助の感性革命—『それから』における世紀末文化演習(文学史的考察;ダヌンツィオの移入;漱石と『死の勝利』 ほか)
- 『門』の奥に潜むもの—小説と外部(発端と結末;伊藤博文暗殺前後;「山の手の奥」というトポス ほか)
「BOOKデータベース」 より