国際労働移動の経済学
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書誌事項
国際労働移動の経済学
(中京大学経済学研究叢書, 第9輯)
勁草書房, 2000.8
- タイトル読み
-
コクサイ ロウドウ イドウ ノ ケイザイガク
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内容説明・目次
内容説明
本書はこれまでの先行研究のサーヴェイに加えて、著者自身がこれまで発表してきた研究論文を加筆・修正したもので構成されている。第1章では、国際資本移動と比較して、国際労働移動の分析の独自な重要性を整理する。第2章と第3章では、移民労働者の受け入れが受け入れ国にとって有益である静学的な2国2財モデルとその応用分析が、第4章から第6章では不完全競争や世代重複モデルを取り入れることで、逆に受け入れが不利益となる各種の分析が展開される。第7章と第8章は移民規制政策に関する研究である。
目次
- 第1章 国際労働移動に関する経済分析の視点
- 第2章 国際労働移動の静学分析
- 第3章 定住移民と越境労働者—送金活動の受け入れ国経済への影響
- 第4章 不完全競争下での国際労働移動と既住民の厚生に関する理論分析
- 第5章 国際労働移動の動学分析
- 第6章 国際労働移動と経済厚生—非貿易財が存在する世代重複2財2要素モデル
- 第7章 合法移民と非合法移民—移民規制政策の質的および量的な有効性について
- 第8章 国際労働移動と戦略的政策
「BOOKデータベース」 より