恋愛と贅沢と資本主義
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恋愛と贅沢と資本主義
(講談社学術文庫, [1440])
講談社, 2000.8
- Other Title
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Liebe, Luxus und Kapitalismus
- Title Transcription
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レンアイ ト ゼイタク ト シホン シュギ
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332.3/So363110087676,3110087677,3110087678,3110087679,3110087680,3110087681
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Note
論創社 1987年刊の同名の書を文庫化したもの
Description and Table of Contents
Description
著者はM・ウェーバーと並び称された経済史家である。ウェーバーが資本主義成立の要因をプロテスタンティズムの禁欲的倫理に求めたのに対し、著者は贅沢こそそのひとつと結論づけた。贅沢の背景には女性がいて、贅沢は姦通や蓄妾、売春と深く結びついていたというのである。かくて著者は断ずる。「非合法的恋愛の合法的な子供である奢侈は、資本主義を生み落とすことになった」と。
Table of Contents
- 第1章 新しい社会(宮廷;市民の富 ほか)
- 第2章 大都市(十六、七、八世紀の大都市;大都市の発生と内部構成 ほか)
- 第3章 愛の世俗化(恋愛における違法原則の勝利;高等娼婦)
- 第4章 贅沢の展開(奢侈の概念と本質;王侯の宮廷 ほか)
- 第5章 奢侈からの資本主義の誕生(問題の正しいとらえ方と誤ったとらえ方;奢侈と商業 ほか)
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