浦島草
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浦島草
(講談社文芸文庫)
講談社, 2000.8
- タイトル読み
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ウラシマソウ
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注記
年譜--大庭みな子: p552-564
内容説明・目次
内容説明
広島で被爆した女性が、庭先に浦島草の咲く東京の家でひっそりと暮らす。そこへ十一年ぶりにアメリカ留学から主人公の雪枝が帰って来る。後を追う恋人のマーレック。女性には雪枝の兄森人との間に、自閉症の息子黎がいた。多くの人物が広島の滅びの光影を引きずり、物語が進む。人間の無限の欲望と、その破滅を予感する作家が女たちの眼を通して創出した壮大で残酷な詩的小説世界。
「BOOKデータベース」 より