日本古代の財政制度
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日本古代の財政制度
(歴史学叢書)
名著刊行会, 2000.7
- タイトル読み
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ニホン コダイ ノ ザイセイ セイド
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注記
著者略歴・業績目録:p320-327
内容説明・目次
内容説明
著者は『日本古代官僚制の研究』『宣旨試論』『日本古代の文書と典籍』などの著書をもつ、戦後歴史学界を代表する古代史学者である。その学問は、自ら「史料と格闘するのは楽しい」というように、極めて実証的かつ論理的であり、研究の対象となった史料は正倉院文書をはじめ、律令格式、六国史、あるいは小右記・西宮記などの記録類に及んでいる。本書はその研究の端緒を開いた雄渾な卒業論文「公廨稲制度の成立」をはじめ主として財政制度にかかわる論稿を集める。
目次
- 第1章 公廨稲制度の成立
- 第2章 律令財政の構造とその変質
- 第3章 律令「租税」制に関する二、三の問題
- 第4章 斎宮寮の成立とその財政
- 第5章 古代美濃の手工業
- 付論1 田令在外諸司条と外官新至条
- 付論2 雑律私鋳銭条について
「BOOKデータベース」 より