高橋竹山に聴く
著者
書誌事項
高橋竹山に聴く
(集英社新書, 0046F)
集英社, 2000.8
- タイトル別名
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高橋竹山に聴く : 津軽から世界へ
- タイトル読み
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タカハシ チクザン ニ キク
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注記
高橋竹山略年表: p218-222
内容説明・目次
内容説明
津軽三味線の名手、高橋竹山は、一九二六年十月ボサマとして独り立ちした。十六歳だった。ボサマというのは、門付けをしながら放浪する盲目の旅芸人のことである。二歳で視力を失った貧しい少年の生きる道は、ボサマになるしかなかったのだ。それから八十七歳で亡くなるまで、竹山は三味線一筋に生きる。だが、それは名人になるための三味線ではなく、差別とたたかい、生きるための三味線だった…。本書は、竹山の晩年三十年を共に生きた音楽プロデューサーが描く、高橋竹山の人生とその音楽の真実に迫る、渾身の聴き書きである。
目次
- 第1章 人生と音楽の原点—風土の声を聴く
- 第2章 「昭和」とともに始まった門付け人生
- 第3章 生涯の支え・妻ナヨ
- 第4章 「新しい聴き手」との出会い
- 第5章 音は生きもの三味線も生きもの
- 第6章 二人の芸術家 志功と竹山—奔放さと魂の昇華
- 第7章 聴こえない音を聴く
「BOOKデータベース」 より