自分の頭で考える倫理 : カント・ヘーゲル・ニーチェ
著者
書誌事項
自分の頭で考える倫理 : カント・ヘーゲル・ニーチェ
(ちくま新書, 257)
筑摩書房, 2000.8
- タイトル読み
-
ジブン ノ アタマ デ カンガエル リンリ : カント ヘーゲル ニーチェ
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注記
参考文献: p236-238
内容説明・目次
内容説明
迷惑をかけなければ援助交際はしていい?—YESかNOか、あなたの答えはどっち。自分がよければ何やっても勝手じゃないかと考えるのか、いや、そんな自由は許されないと考えるのか。さらに、自由が一つだけでないとしたら、ホントの自由とは何か?カント、ヘーゲル、ニーチェの思考のエッセンスを手がかりに、不倫や援助交際から民主主義信仰や正義論・国家論まで、困難な時代の生き方を考えるための新しい倫理学入門。
目次
- 第1章 固そうなカントを噛み割って、考える(真の自由とは何だろう;一切を理性の支配下におきたい?;二つの自由と権利の根拠;利己主義の倫理とカント主義 ほか)
- 第2章 しつこそうなヘーゲルをよく噛んで、考える(愛と所有の運命;家族とは何だろう;相互承認—法・権利の成り立ち;自由主義か、共同体主義か ほか)
- 第3章 辛そうなニーチェを噛みしめて、考える(口あたりのよい「真理」ではなく;民主主義とは何だろう;民主主義の素性と秘密;世界の見方 ほか)
「BOOKデータベース」 より