思想検事
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書誌事項
思想検事
(岩波新書, 新赤版 689)
岩波書店, 2000.9
- タイトル読み
-
シソウ ケンジ
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注記
治安維持法関連条文(抜粋): p211-214
参照文献一覧: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
戦前、「国体」に反するとみなされた思想・言論はきびしい取締りの対象となった。治安体制の一方の核として特高警察と両輪をなした思想検察は、“倫理上の善悪の審判官”を自任し、治安諸法令の制定・運用を主導、保護観察・予防拘禁などの抑圧装置を次々と創出した。その実態と全体像を、戦後公安検察への継承性も含めて解明する。
目次
- 序 思想検事とはなにか
- 1 「思想司法」という発想—大逆事件から三・一五事件まで
- 2 弾圧と「転向」の体系—「共産党の自壊没落時代」を演出
- 3 検察主導の「思想戦」—日中戦争下の取締の拡大と深化
- 4 「思想国防」体制の構築—対米英開戦から敗戦まで
- 5 公安検察への道—克服されないままの戦後
- 結び ふたたび思想検事とはなにか
「BOOKデータベース」 より