「大乗起信論」の研究
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書誌事項
「大乗起信論」の研究
(關西大學東西學術研究所研究叢刊, 15)
関西大学出版部, 2000.8
- タイトル読み
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ダイジョウ キシンロン ノ ケンキュウ
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注記
主要テキスト・主要参考文献: 巻末p49-53
収録内容
- 初期禅宗に於ける本覚的思惟 : 『大乗起信論』と初期禅宗の立場 / 井上克人著
- 『大乗起信論』: 造論の因縁 / 川崎幸夫著
- 法蔵における『大乗起信論義記』撰述の意趣 / 木村宣彰著
- 『維摩経』におけるアーナンダと一音説法 / 丹治昭義
- 『大乗起信論』の概念と修辞と撰者 : 中国学の立場から / 吾妻重二著
- 『起信論』と『義記』の一考察 : 序文,発起序に関して / 丹治昭義
- 奈良時代の瑜伽唯識学派について / 薗田香融著
- 世界仏教史の立場から見た正統空海伝の成立過程 / 小林信彦著
- 一乗思想と如来蔵思想について / 白館戒雲著
内容説明・目次
内容説明
『大乗起信論』は、大乗仏教の根本思想である仏性論もしくは如来蔵思想を精密かつ理論的に論じたものであり、神秘主義研究班では、この極めて重要な論書を思想的・歴史的に総合的に解明するために、インド仏教、奈良・平安の日本仏教、禅思想、中国哲学、西洋の思弁的神秘主義等の研究者を研究員あるいは委嘱研究員として招いて研究活動を進めてこられた。本書は、これまでに神秘主義研究班の研究員が、それぞれ個別に、本研究所の『紀要』に発表された論文をまとめて一冊の書物として上梓するものである。
目次
- 初期禅宗に於ける本覚的思惟—『大乗起信論』と初期禅宗の立場
- 『大乗起信論』—造論の因縁
- 法蔵における『大乗起信論義記』撰述の意趣
- 『維摩経』におけるアーナンダと一音説法
- 『大乗起信論』の概念と修辞と撰者—中国学の立場から
- 『起信論』と『義記』の一考察—序分、発起序に関連して
- 奈良時代の瑜伽唯識学派について
- 世界仏教史の立場から見た正統空海伝の成立過程
- 一乗思想と如来蔵思想について
「BOOKデータベース」 より