超のび太症候群
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超のび太症候群
河出書房新社, 2000.9
- タイトル読み
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チョウ ノビタ ショウコウグン
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注記
参考・引用文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
ドラえもんという、ハイテク機器の母の助けを借りて、幼児的万能感を誇っていた“のび太”たち。彼らの前から、集団生活の試練を与えていたジャイアンやスネ夫が姿を消した。さまざまな現実の局面に対応しきれない、生活ソフト欠乏症の「超のび太症候群」が今増えている!それにともなう、事件や犯罪の心理を精神科医が分析する。恐るべき子どもたちの精神病理。
目次
- 1 「のび太症候群」(家族機能不全;家族機能不全と少年非行 ほか)
- 2 「生活ソフト欠乏症」(受験戦争への過剰適応;情報化社会 ほか)
- 3 「超のび太症候群」
- 4 若者の攻撃性の変化(現代の若者の攻撃性;日本における暴力犯罪の特徴 ほか)
- 5 「空虚な自己」と「自己確認型」犯罪(「空虚な自己」とエゴパシー;京都小学生殺害事件 ほか)
- 6 「自己の病理」(エゴパシー:Egopathy)の時代(「エゴパシー」と「空虚な自己」の哲学・文学;「空虚な自己」と幼児的万能感)
- 7 新しい世紀へ向けて(「身体的自己」の復権;「統合型」個人主義前史 ほか)
「BOOKデータベース」 より