国際金本位制と大英帝国 : 1890-1914年

書誌事項

国際金本位制と大英帝国 : 1890-1914年

マルチェロ・デ・チェッコ [著] ; 山本有造訳

三嶺書房, 2000.9

タイトル別名

Money and empire : the international gold standard, 1890-1914

タイトル読み

コクサイ キンホンイセイ ト ダイエイ テイコク : 1890 1914

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注記

Money and Empireの翻訳

索引: p263-269

内容説明・目次

内容説明

「国際金本位制」の最盛期を対象とする本書の特徴は、この時代を、システムの基軸国・イギリスの内と外で進行する各種ヘゲモニック・パワーの角逐・交代の過程として捉え、それを「政治経済学」的に分析しようとしたところにある。もっと端的にいえば、本書で取り扱われるのは、19世紀末から20世紀初頭にかけてのイギリス経済、ロンドン金融市場、そしてイングランド銀行の衰退過程の物語である。

目次

  • 第1章 国際金本位制についての学説史的検討
  • 第2章 1870年以降の世界経済の展開
  • 第3章 金本位制の世界的普及についての略史
  • 第4章 インド貨幣史—間奏曲
  • 第5章 国際金本位制時代におけるイギリスの金融システム
  • 第6章 国際金融システム:1890‐1914年
  • 第7章 1914年恐慌と国際金本位制の崩壊

「BOOKデータベース」 より

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