書誌事項

江戸バレ句戀の色直し

渡辺信一郎著

(集英社新書, 0055F)

集英社, 2000.9

タイトル別名

江戸バレ句恋の色直し

タイトル読み

エド バレク コイ ノ イロナオシ

大学図書館所蔵 件 / 50

この図書・雑誌をさがす

注記

江戸バレ句掲載柳書年表: p215-219

内容説明・目次

内容説明

江戸時代の後半期、正調な文化に対抗する庶民文化が花開いた。俳諧に対しての川柳、和歌に対しての狂歌などがそれである。漢字では「恋句」「艶句」と書くようにエロチックな内容の川柳を「バレ句」といった。『誹風末摘花』が有名だが、バレ句は十八世紀半ばの宝暦年間から明治時代まで130年以上も続く独立した文芸運動だった。性愛へのあくなき追究と憧憬をこめた、江戸庶民によるおおらかなセクソロジー文芸のすべてを、面白く楽しく紹介する。

目次

  • 「バレ」の意味について
  • 川柳作者たちにみる「バレ」の意識
  • 現代人は「バレ」句をどう楽しむか
  • 川柳評万句合勝句刷の末番句について
  • 川柳評万句合勝句刷の末番句鑑賞
  • 五字付け『真似鉄砲』について
  • 見利評万句合勝句刷の艶句について
  • 『誹風末摘花』について
  • 秘稿『最破礼』について
  • 『誹風神の田艸昌湯樽』の「破礼句一題」について〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA48331984
  • ISBN
    • 4087200558
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ