妖精の輪の中で : 見えないものを信じながら
著者
書誌事項
妖精の輪の中で : 見えないものを信じながら
(ちくまプリマーブックス, 139)
筑摩書房, 2000.9
- タイトル別名
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My life in a fairy ring
- タイトル読み
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ヨウセイ ノ ワ ノ ナカ デ : ミエナイ モノ オ シンジナガラ
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注記
英語書名はカバージャケットによる
内容説明・目次
内容説明
座敷わらしが住む旧家に生まれた少女には、常に目に見えないものとの心の交流があった。「あるとしもなき」存在の妖精を30余年の歳月をかけて追いもとめ、指折りの研究者となった著者が、生まれ育った土地、自然、生活、環境、学問研究の背景、人との出会いの中に妖精学への萌芽をさぐる試み。妖精版「失われし時を求めて」。
目次
- 第1章 生まれた土地と自然(神秘の日光、那須の伝説;育った城下町、百年の商家;座敷わらし、環境の変化;お神楽で学んだ神話、グリム童話 ほか)
- 第2章 実存のはかなさと遙かなるものへの憧れ(戦争体験、ヨーロッパへの憧れ;劇、架空の実世界;菊池寛と民映、ヘリックの糸;川上澄生の版画、浜田庄司の益子焼 ほか)
- 第3章 束の間の幸福、妖精の救済(短い幸福、その瓦解;息子をイギリスに学ばせて;学匠日夏耿之介先生;恩師島田謹二先生 ほか)
「BOOKデータベース」 より