聖書の森の女たち

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聖書の森の女たち

佐伯晴郎著

創元社, 2000.9

タイトル読み

セイショ ノ モリ ノ オンナタチ

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内容説明・目次

内容説明

あたり前の女。彼女らは聖書の中に数多く登場するが、本書では、聖書の森の小道に現れ、木陰にたたずむ、そういう女性像に特に注目したい。聖書に主役として現れる人物、またキリスト教の歴史の中で活躍する人々は、ほとんど男性であるかのように見える。天地を創造したのは、男性神であり、彼が創造した最初の人間は男のアダムであった。その家系も歴史も男性中心に記録され、王も祭司も預言者も男たち、全イスラエルが待望したメシア(救世主)も男性名詞であり、そのように信じられたナザレのイエスも独身の男性であった。十二使徒も男性、その後を追う教父たちも男性、ローマ教皇も男性が継承してきた。では女たちは二流の人間、従順な信徒の群れ、男性のはしため、子を産んで育てる器にすぎないのか。絶対にそうではない。聖書を読んでみよう。それがわかる。

目次

  • 第1部 旧約聖書の森から(神話の庭のアダムとエバ;無言の告白者、ノアの妻;サラの微笑 ほか)
  • 第2部 新約聖書の森を歩む(イエス誕生の泉、生母マリア;妖女の宴、サロメの舞;五人のマリア、それぞれ ほか)
  • 第3部 現代の女性へのメッセージ(神のイメージ(最終講義再録);彼女たちの生き方—宮城学院の歴史を振り返って;生と死の倫理)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA48693533
  • ISBN
    • 4422143603
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    278p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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