古代東国への仏法伝来 : 古墳の中の仏教文物を中心として
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書誌事項
古代東国への仏法伝来 : 古墳の中の仏教文物を中心として
(ふるさと文庫, 174)
崙書房出版株式会社茨城営業所, 2000.8
- タイトル別名
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古代東国への仏法伝来 : 古墳の中の仏教文物を中心として
- タイトル読み
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コダイ トウゴク エノ ブッポウ デンライ : コフン ノ ナカ ノ ブッキョウ ブンブツ オ チュウシン ト シテ
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注記
「古代東国への仏法伝来」研究・参考文献目録: p85-104
内容説明・目次
内容説明
本書では、まず、古代東国への仏教伝播の痕跡ともいうべき、古墳からの出土品で仏教文物と目されている遺物—小金銅仏・仏像鏡・水瓶・銅匙・銅鋺など—を、できるだけ拾い上げてみました。そして、次に、それらの仏教文物の伝播が仏法伝来を意味しているか否かを、古代東国と倭国との関係、銅鋺・同型鏡の分布、寺院創建縁起および『梁書』東夷伝に見える「扶桑国」の記事などから検討しました。なお、この論文は、古田武彦が唱える九州王朝説、すなわち、七〇〇年までは日本列島の代表王者は九州王朝=倭国であり、大宝元(七〇一)年以降はその分王朝であった近畿天皇家=日本国が倭国に代わって日本列島の代表王者となった、そして、古代東国には関東の大王(埼玉稲荷山鉄剣銘に刻まれた大王など)が存在し、その他の地域にも王者がいたという説に基づいて考察したものです。
目次
- 小金銅仏
- 仏像鏡
- 銅水瓶・銅匙・銅鋺
- 蛇行状鉄器
- 特異な人物埴輪
- 古代東国への仏法伝来
- 「古代東国への仏法伝来」研究・参考文献目録
「BOOKデータベース」 より