激突シベリア戦線 : 覇者の戦塵1942
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激突シベリア戦線 : 覇者の戦塵1942
(C novels)
中央公論社, 1998.10
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ゲキトツ シベリア センセン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784125005607
内容説明
満ソ国境でソ連と睨み合ったまま、米国に宣戦布告、真珠湾とミッドウェイに海軍が奇襲攻撃を敢行し、日本は南方への進撃を開始する。だが背腹に敵をかかえた攻勢は、思わぬ弱点を内包していた。日本本土に白い星を戴くB‐24の編隊が来襲、帝都が夜間爆撃を受けたのだ。ソ連領を経由して飛来する米軍機の戦略爆撃に、本土の防空体制はあまりに脆弱だった。陸軍は電探網の整備を急ぐが、米ソが結んで北方から攻勢の機を窺う気配に、戦雲は急を告げる。海軍は南方から手が放せぬため、やむなく陸軍航空隊が北辺への反撃を開始するが…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784125005669
内容説明
ソ連領経由で来襲した米軍機の渡洋戦略爆撃は、日本の重大な決断を促した。膠着状態にある満ソ国境で攻勢に出、ソ連前線の航空基地を潰さねば、帝都の空も護りきれないのだ。やむなく攻勢を決断した陸軍の内部では、独と結んで戦線の拡大を主張する一派が暗躍をはじめていた。だが日本に、伸びきった戦線をこれ以上拡大する体力はない。一度戦端を開いたら鎧袖一触、ソ連を屈服させ、電光石火で有利な条件による停戦を獲得しなければならないのだ。ついにシベリア鉄道を挟んで日ソが激突する、大戦車戦の火蓋が切って落とされた。
「BOOKデータベース」 より