人間はなぜ非人間的になれるのか

書誌事項

人間はなぜ非人間的になれるのか

塚原史著

(ちくま新書, 267)

筑摩書房, 2000.10

タイトル読み

ニンゲン ワ ナゼ ヒニンゲンテキ ニ ナレル ノカ

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注記

参考文献: p220-222

内容説明・目次

内容説明

「人間」とは、自由で平等な近代社会を作るための発明品だった。そして、それは理性的で主体性をもつ個人のはずだった。ところが、巨大化し機械化する都市の孤独のなかで、この人間たちは気づかされる。「理性と主体性のある「私」なんて嘘だったんだ!」このときから「人間」は「非人間的」な存在へと急速に劇的に変貌していった。「自由な個人」から「全体主義的な群衆」へ、「理性的な主体」から「無意識に操られる客体」へ。何がどうして起こったのか。壮大なスケールで描きだす「非人間」化の歴史。

目次

  • 序章 アウシュビッツへの旅
  • 第1章 全体—個から全体へ
  • 第2章 無意味—アヴァンギャルドからファシズムへ
  • 第3章 未開—岡本太郎「太陽の塔」の謎
  • 第4章 無意識—理性から狂気へ
  • 終章 幼年期の終わりを越えて

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA48858859
  • ISBN
    • 4480058672
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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