日本古代系譜様式論
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日本古代系譜様式論
吉川弘文館, 2000.11
- タイトル読み
-
ニホン コダイ ケイフ ヨウシキロン
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内容説明・目次
内容説明
系譜は形式に意味がある。系譜形態や系線・続柄表記を記号として読み、その変遷の時代背景、氏族意識・祖先観、性差を探る。系譜類型論を提起し、基層の親族原理として双系性・非血縁性を論じ、また王統譜にも解き及ぶ。
目次
- 序 系譜様式論—研究史の整理を通じて
- 1 古系譜の諸類型(「児(子)」系譜にみる地位継承—「稲荷山鉄剣銘」・「海部系図」;「娶生」系譜にみる双方的親族関係—「天寿国繍帳銘」系譜 ほか)
- 2 古系譜の背景(氏名の成立と展開;古代の「人」・「子」—王権と共同体 ほか)
- 3 系譜観念の展開と変容(系譜類型と「祖の子」「生の子」—非血縁原理の底流;中世系譜史料論にふれて)
「BOOKデータベース」 より