オビンの伝言 : タイヤルの森をゆるがせた台湾・霧社事件
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オビンの伝言 : タイヤルの森をゆるがせた台湾・霧社事件
(教科書に書かれなかった戦争 / アジアの女たちの会, 8.15とアジアグループ(アジア文化フォーラム)編, Part 32 . 歴史を生きぬいた女たち|| レキシ オ イキヌイタ オンナ タチ)
梨の木舎, 2000.10
- タイトル別名
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オビンの伝言 : タイヤルの森をゆるがせた霧社事件
タイヤルの森をゆるがせた台湾霧社事件
- タイトル読み
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オビン ノ デンゴン : タイヤル ノ モリ オ ユルガセタ タイワン ムシャ ジケン
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注記
日本と台湾・関連年表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
一九三〇年十月二七日、日本の植民地だった台湾の中部山岳地帯の霧社で、台湾原住民族のタイヤル族が日本人を襲撃し、一三四名を殺害した。蜂起したタイヤル族に対する日本側の弾圧は、近代兵器を駆使して執拗におこなわれた。蜂起に加わったタイヤル族の部落の人口は五分の一近くに激減し、故郷の霧社を追われた。オビンは、この「霧社事件」に生き残った女性である。本書では、霧社を訪れ、オビンと交流のあった著者が、その一生を綴っている。
目次
- 1 一九三〇年霧社事件—オビンタダオ17歳(最後の別れ;オビンから初子へ;霧社事件 ほか)
- 2 強制移住—初子として生きた日本時代(強制移住;地獄のような日々;ピホ・ワリスの場合 ほか)
- 3 敗戦—語り部・高彩雲(初子から彩雲へ;日本人慰霊碑再建計画;夫の死 ほか)
「BOOKデータベース」 より