おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 : 江國滋闘病日記

Bibliographic Information

おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 : 江國滋闘病日記

江國滋著

(新潮文庫, え-6-4)

新潮社, 2000.11

Title Transcription

オイ ガン メ クミカワソウゼ アキ ノ サケ : エクニ シゲル トウビョウ ニッキ

Available at  / 21 libraries

Description and Table of Contents

Description

俳句ブームの火付け役であり、挨拶句の名手であり、辛口ながらユーモアあふれる随筆家として人気絶頂だった著者を、病魔が襲う。「高見順です」という医師の告知が始まりだった。以来、食道癌と向き合い、克明な日記を付け、療養句を詠み続ける日々。度重なる手術、骨への移転など、過酷な病状にも執念の執筆は続くが、ついに辞世の句を遺して永眠。激しく見事な人生がここにある。

Table of Contents

  • 残寒やこの俺がこの俺が癌
  • カーディガン、ナースはみんなやさしくて
  • 春の闇阿鼻叫喚の記憶あり
  • 惜春のまた傷ついてゐるこころ
  • 目にぐさり「移転」の二字や夏さむし
  • 四万六千日いのちかみしめ外泊す
  • おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BA49021654
  • ISBN
    • 4101378045
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    449p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
Page Top