家族会議
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書誌事項
家族会議
(講談社文芸文庫)
講談社, 2000.11
- タイトル読み
-
カゾク カイギ
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注記
年譜--横光利一: p418-429
著者目録: p430-435
底本: 「定本横光利一全集」第7巻 (河出書房新社, 1982年刊)
内容説明・目次
内容説明
東京の兜町で株式売買をする重住高之は、大阪の北浜の株のやり手仁礼文七の娘泰子に心惹かれている。だが、—文七はあくまで高之に熾烈な仕手戦をしかけて止まない。金の絡みと高揚する恋愛の最中、悲劇は連続して起こる。資本が人を動かし個人が脅かされる現代に人間の危機を見、「純粋小説論」を提唱実践した横光利一が、その人間崩壊を東と西の両家の息づまる対立を軸に描いた家庭小説の傑作。
「BOOKデータベース」 より