歴史「謎」物語

著者

歴史「謎」物語

井沢元彦著

（廣済堂文庫）

広済堂出版, [2000.9]

出版年はカバーによる

内容説明

理由のわからない事件があると、人間はなんとしても納得したい欲望にかられる。で、あとで、もっともらしい理屈づけをする。私はこれを「逆算の論理」と呼んでいる。不可解な事件の原因をあとで推論する論理である。井沢史観を展開する歴史ロマンの旅。

１　謎に迫る（柿本人麻呂はなぜ正史に登場しないのか；親鸞、道元の教えはなぜ広まったか；軍師・山本勘助の実在否定の謎；織田信長はそのときなにを見たか；明智光秀謀反の陰に帝の姿が！　〔ほか〕）
２　隠された真相（大極殿のクーデター—日本の主権者を決めた最終戦；秀吉を支えた参謀・半兵衛と副将・官兵衛；絢爛たる戦国の終焉、大坂城；四十万石を投げ出したお殿様、加藤明成；使い捨てられたテクノクラート大久保長安）

「BOOKデータベース」より