補陀落渡海記 : 井上靖短篇名作集
著者
書誌事項
補陀落渡海記 : 井上靖短篇名作集
(講談社文芸文庫)
講談社, 2000.11
- タイトル読み
-
フダラク トカイキ : イノウエ ヤスシ タンペン メイサクシュウ
大学図書館所蔵 件 / 全48件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
年譜--井上靖: p289-300
底本: 「井上靖全集」 (新潮社, 1995年刊)第2, 4-7巻
内容説明・目次
内容説明
熊野補陀落寺の代々の住職には、六十一歳の十一月に観音浄土をめざし生きながら海に出て往生を願う渡海上人の慣わしがあった。周囲から追い詰められ、逃れられない時を俟つ老いた住職金光坊の、死に向う恐怖と葛藤を記す表題作のほか「小磐梯」「グウドル氏の手套」「姨捨」「道」など、旺盛で多彩な創作活動を続けた著者が常に核としていた散文詩に隣接する人生の不可思議さ、奥深さを描く九篇。
「BOOKデータベース」 より