地底からの雄叫び : 炭鉱労働運動戦後史--日炭高松闘争の経験から

著者

    • 宮本, 忠人 ミヤモト, タダト

書誌事項

地底からの雄叫び : 炭鉱労働運動戦後史--日炭高松闘争の経験から

宮本忠人著

光陽出版社, 2000.7

タイトル読み

チテイ カラ ノ オタケビ : タンコウ ロウドウ ウンドウ センゴシ ニッタン タカマツ トウソウ ノ ケイケン カラ

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注記

関連年表: p525〜538

内容説明・目次

内容説明

戦後日本の労働組合運動は、炭鉱労働運動をぬきにしては語れないだろう。1960年の三池闘争にみるように、それほど炭鉱労働者の闘争は力強く、粘り強いもので、労働組合運動全体に大きな影響をあたえた。そうした炭鉱労働運動の特徴を生みだした原動力はどこにあったのであろうか。また、それが三池闘争後、衰退していったのはなぜだろうか—こうした問題をふくめて、戦後日本の炭鉱労働運動の実相を、日炭高松炭鉱での闘争と活動の経験にもとづいて書きしるした。

目次

  • 1 敗戦・GHQの占領支配—「強権出炭」から「レッドパージ」の嵐
  • 2 講和条約調印・発効—機械化採炭導入・高炭価問題
  • 3 「もはや戦後ではない」—石炭鉱業合理化臨時措置法
  • 4 60年安保・三池闘争
  • 5 石炭鉱業合理化政策の展開—競合エネルギーと価格競争・一一万人首切り
  • 6 政策転換闘争—石炭調査団答申「石炭は石油に対抗できない」
  • 7 指名解雇・合理化反対闘争
  • 8 日炭高松炭鉱閉山反対闘争
  • 補 日炭若松炭鉱始末

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA49218557
  • ISBN
    • 4876622701
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    541p, 図版1枚
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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