中城ふみ子の歌 : 華麗なるエゴイズムの花

書誌事項

中城ふみ子の歌 : 華麗なるエゴイズムの花

山名康郎著

短歌新聞社, 2000.8

タイトル読み

ナカジョウ フミコ ノ ウタ : カレイ ナル エゴイズム ノ ハナ

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注記

中城ふみ子略年譜: p163-171

参考文献: p175

内容説明・目次

内容説明

中城ふみ子が亡くなって四十余年の歳月が流れた。本書では、作品を一首一首採り上げて具体的に鑑賞している。著者はつとめて平易な文章で、帯広時代のことは生身の中城ふみ子を知る人の言葉を尊重し、入院してからの札幌のことは想像を交えず自分の目で見、直接触れたことを忠実に鑑賞の中で生かすように努めている。

目次

  • 波瀾に富んだ中城ふみ子の生涯(両親の寵愛、幸福な少女時代;不羈奔放な女学院時代;歯車が狂い出した四国の生活;子供二人を引き取ってついに離婚 ほか)
  • 中城ふみ子秀歌鑑賞(出奔せし夫が住むといふ四国目とづれば不思議に美しき島よ;背かれてなほ夜はさびし夫を隔つ二つの海が交々に鳴る;倖せを疑はざりし妻の日よ蒟蒻ふるふを湯のなかに煮て;水の中に根なく漂ふ一本の白き茎なるわれよと思ふ ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA49243827
  • ISBN
    • 4803910200
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    175p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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