心の進化 : 人間性の起源をもとめて
著者
書誌事項
心の進化 : 人間性の起源をもとめて
岩波書店, 2000.11
- タイトル読み
-
ココロ ノ シンカ : ニンゲンセイ ノ キゲン オ モトメテ
大学図書館所蔵 全317件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
「心の進化」を考えるインターネット・サイト情報: p242-256
「心の進化」を考える文献情報: p257-264
出典一覧: p265-266
雑誌『科学』(1994年10月号-2000年8月号)に掲載された33本の論文, 解説, 座談会などを収録
文献: 各論文末
収録内容
- 心の進化 : 人間性のダーウィン的理解 / 長谷川寿一 [執筆]
- 心の進化 : 比較認知科学の視点から / 松沢哲郎 [執筆]
- 人間はどこまで理解できたのか : ヒトの文化社会と類人猿の文化社会 : 座談会 / 船曳建夫, 松沢哲郎, 山極寿一 [談]
- 赤ちゃんの姿勢と手のはたらきの進化 / 竹下秀子 [執筆]
- 類人猿と人間はどこがちがうのか : チンパンジーの記憶の範囲に基づく考察 / 川合伸幸 [執筆]
- 他者の心を理解する : その発達と進化 / 板倉昭二 [執筆]
- 脳の進化 : 大脳新皮質の“コラム重複説" を中心にして / 澤口俊之, 澤口京子 [執筆]
- 言語の起源 / Robin I. M. Dunber [執筆]
- 人間行動の進化的理解のために / 伊藤嘉昭 [執筆]
- 人間生物学と科学者の“製造物責任" / 佐倉統 [執筆]
- 文化をどうとらえるか / 高橋亮 [執筆]
- ヒトの家族関係のダイナミクス進化的視点から / Stephen T. Emlem [執筆]
- 道徳起源論 / 内井惣七 [執筆]
- 利他行動・協力行動の進化理論 : 基本的考え方と最近の展開 / 山村則男 [執筆]
- 戦前日本における女子死亡の過剰 / 長谷川眞理子, 長谷川寿一 [執筆]
- 戦後日本の殺人の動向 : とくに、嬰児殺しと男性による殺人について / 長谷川寿一, 長谷川眞理子 [執筆]
- 日本の霊長類学の半世紀 / 伊谷純一郎 [執筆]
- 幸島ニホンザル社会の政権抗争50年史 / 渡邊邦夫 [執筆]
- 人間社会の由来 : ゴリラ, チンパンジー, ボノボ社会の比較から / 山極寿一 [執筆]
- 野性チンパンジーの道具使用からみたヒトの物質文化の起源 : 食物資源の不足をどう克服したのか / 山越言 [執筆]
- 人類最古の石器を追う / 安斎正人 [執筆]
- “グルメ“の生物学的起源 : ヒトはなぜいろいろなものを食べたくなるか / 上野吉一 [執筆]
- 種内変異からみた大型類人猿の進化 / 内田亮子 [執筆]
- コドモ期が長いというヒトの特徴 : 成長パターンからみた霊長類の進化 / 濱田穣 [執筆]
- 遺伝子からみたニホンザルの成立 / 川本芳 [執筆]
- 遺伝子からみた霊長類の社会行動の進化 / 井上 (村山) 美穂, 竹中修 [執筆]
- 真猿類はアジアで誕生したのか : 原始的霊長類から真猿類への進化を探る / 高井正成 [執筆]
- 人類の成立 : 中新世化石類人猿からアウストラロピテクスの出現まで / 諏訪元 [執筆]
- アフリカにおける野生チンパンジーと自然保護 / J. グドール [執筆]
- 日本の大型類人猿 : 動物園の現在・過去・未来 / 増井光子 [執筆]
- 人間と動物の関係を再構築する / 林良博 [執筆]
- 霊長類はペットになりえるのか / 林良博 [執筆]
- 絶滅に向かう霊長類 : ヒトの繁栄に脅かされる“親類"たち / 長谷川眞理子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
人間の体が進化の産物であるのと同様に、人間の暮らしや心も進化の産物である。現在を生きているわれわれ人間は、どこから来たのか。どうして今あるような姿をしているのか。怒り、悲しみ、喜び、この世界を生き生きと感じ取るこの感性は、どのようにして生まれてきたのか、遺伝子から宇宙まで、森羅万象を読み解こうとする知性はいつ生じたのか。本書は、ヒト(ホモ・サピエンス)と分類される存在がもつユニークな特徴としての「心」をとりあげ、それを進化という視点から読み解く試みである。
目次
- 1 心の進化をとらえる視点
- 2 脳と心の共進化—言語が誕生するまでのみちすじ
- 3 文化・家族・道徳の起源—進化生物学的理解
- 4 サルのなかまとしてのヒト—霊長類学から進化人類学へ
- 5 化石と遺伝子が語る人間の由来
- 6 ヒトとヒト以外の動物の関係
- 7 付録 インターネットで学ぶ「心の進化」
「BOOKデータベース」 より