われわれはなぜ山が好きか : ドキュメント「日本アルプス登山」70年史
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われわれはなぜ山が好きか : ドキュメント「日本アルプス登山」70年史
(小学館文庫)
小学館, 2000.9
- タイトル読み
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ワレワレ ワ ナゼ ヤマ ガ スキカ : ドキュメント ニホン アルプス トザン 70ネンシ
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注記
「近代日本登山史」(四季書館 1976年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
日本にヨーロッパ風の山岳観がはじめて紹介されたのは、黒船が来航した嘉永6年のこと。異国の山々に魅了され、“日本アルプス”と名付けた外国人らが、日本に登山の楽しみを伝えた。それまで山岳を信仰の対象として敬い、菅笠に草履姿で登っていた日本人は、やがて同好の仲間と山岳会を設立し、さらなる高山深谷にいどむようになる。山好きな日本人の登山観は、どのような変遷をたどり今日にいたるのか。登山がスポーツ・レジャーとして認知されるようになった昭和初期までの近代日本登山史。
目次
- 近代登山の黎明
- ウェストンの来日と志賀重昂『日本風景論』の刊行
- 山岳会創立の前後
- 縦走登山の全盛時代
- 明治末期の登山と探検
- 各地山岳団体設立とスキーの普及
- 大正初期、日本アルプスの変遷
- スポーツ登山への序曲
- 板倉勝宣の死とロック・クライミングの新時代へ
- アルバータ遠征以後の穂高、劔への攻撃〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より