仏像が語る知られざるドラマ
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仏像が語る知られざるドラマ
(講談社+α新書, 30-1A)
講談社, 2000.8
- タイトル読み
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ブツゾウ ガ カタル シラレザル ドラマ
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内容説明・目次
内容説明
私は、ほとけとの出会いは結縁、縁を結ぶことにあると思う。そして、欠かせないのが、「このほとけが今ここにどのようにしてまつられるに至ったか」という一種の物語縁起を知ることだ。仏像には、それぞれの「ドラマ」がある。それが本当であろうが嘘であろうが、それを信じた人が確かに存在したから、今も仏像は生きているのだ。薄暗い堂の中で、しんと静まっている仏像にも、歴史という「ドラマ」があることを充分楽しんでいただきたい。
目次
- 仏像は生き続ける
- 美人くらべ—浄瑠璃寺の吉祥天
- 地獄の王—六道珍皇寺の閻魔大王と小野篁
- 夢占いと女の祈り—長谷寺の十一面観音
- 頭痛の因縁—妙法院三十三間堂の千手観音
- 愛を包む「聖天」—荒子観音寺の大聖歓喜天
- 小僧がヒーロー—六波羅蜜寺の地蔵菩薩
- ほとけになった皇后—法華寺の十一面観音
- 仏法を守る—高野山金剛峯寺の深沙大将
- 天照大神の変化姿?—朝熊山金剛証寺の雨宝童子〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より