大唐黄塵録
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大唐黄塵録
(Tokuma Novels)
徳間書店, 1996.5
- タイトル読み
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ダイトウ コウジンロク
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内容説明・目次
内容説明
その法名は玄奘。身の丈六尺余り、知性を湛えた涼やかな双眸。未だ二十歳を幾つか過ぎたばかりの青年である。武徳九年春、彼は天竺への道を一歩も踏み出せずにいた。この年、皇宮玄武門で秦王李世民は皇太子建成と斉王を暗殺し、父・李淵より譲位されて唐朝第二代皇帝として即位した。それからわずか十二日後、突厥の頡利可汗と突利可汗は十余万の兵を率いて唐に侵攻を開始した。玄奘は、このとき国禁を犯しても天竺へとむかう決意をした。果てしない熱砂と荒野に異民族が立ちはだかる無謀の大冒険がはじまる。
「BOOKデータベース」 より