楼煩の幻馬
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楼煩の幻馬
(Tokuma Novels, . 麒麟幻視行||キリン ゲンシコウ ; 3)
徳間書店, 1994.5
- タイトル読み
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ロウハン ノ ゲンバ
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内容説明・目次
内容説明
麒麟の戯ぶ国は、その聖なる獣に捧げられた女人が児を生まぬ限り殲びるという—。麒麟は月氏に在った。その月氏に攻めかかろうとしている者がいた。匈奴の王、冒頓単于である。向うところ敵なしの英傑の父は、麒麟であるという。己の力量を試すかのように攻めたてた冒頓だったが、端獣の圧倒的な幻戯の前に完敗を喫した。幻獣には幻獣をもって当るしかない…。冒頓は王子稽粥を、中原に在るという麒麟(騅)探索へと旅立たせた。一方、騅は再び韓信のもとに戻っていたが、劉邦の正室呂后の魔の手が伸びようとしていた。
「BOOKデータベース」 より