覇城の幻戯
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覇城の幻戯
(Tokuma Novels, . 麒麟幻視行 || キリン ゲンシコウ ; 2)
徳間書店, 1993.7
- タイトル読み
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ハジョウ ノ ゲンギ
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内容説明・目次
内容説明
麒麟は乱世を招く—。言い伝えの如く、騅の出現により、国は大いに乱れた。すなわち、始皇帝没後、楚漢興亡の争乱へと突入したのである。韓信と名を変えた張毅は、項羽の幕下にあった。葛嬰を右腕とし、騅の手網を取る韓信に敵は無く、ことごとく相手を粉砕していった。韓信の力もさることながら、麒麟たる騅のくり出す変幻自在の幻戯の力に負うところ大であった。やがて劉邦軍に加わった韓信は、主君の命を取けるベく、鴻門の会で騅を項羽に献じた。稀代の英傑を背に、騅の不思議な力はさらに威力を増して行く…。
「BOOKデータベース」 より