雅楽
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Bibliographic Information
雅楽
(集英社新書, 0065F)
集英社, 2000.11
- Other Title
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雅楽 : 僕の好奇心
- Title Transcription
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ガガク
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Note
著者の肖像あり
Description and Table of Contents
Description
雅楽とはなんだろうか?「ああ、神社の音楽でしょ」などと言い切られてしまうと、僕はちょっとがっかりしてしまう。雅楽とは音楽だけではない。思想であり、哲学であり、天文学であり、礼節や作法であり、科学や統計学でもあるのだ。平安時代に成立し、気の遠くなるような歴史と完成度を持つ雅楽の継承者として、いかに雅楽が深い世界観を持っているかを、正しい知識とともに理解してもらいたいと思い、本書を書いた。篳篥、笙、龍笛、箏などの楽器、舞楽の装束、楽曲の意味や構成。雅楽を鑑賞するための手引きとして、東儀秀樹の音楽をより身近に感じてもらうための案内役として本書が活用されたらうれしいと思う。
Table of Contents
- 第1章 雅楽のバイブレーション
- 第2章 僕が雅楽に出会った頃—宮内庁の異端児
- 第3章 雅楽、その千四百年の歴史—平安の華麗さのシンボル
- 第4章 完成をみた雅楽—日本固有の音楽ジャンル
- 第5章 楽器の織りなす宇宙観—「天・地・空」の調べ
- 第6章 平安、音の不思議な宇宙—森羅万象と呼応する音
- 第7章 雅楽のルーツを訪ねて—シルクロードで出会った楽器たち
- エピローグ 好奇心のままに
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