大厄病神
著者
書誌事項
大厄病神
(角川文庫, 11313)
角川書店, 1999.12
- タイトル読み
-
ダイヤクビョウガミ
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内容説明・目次
内容説明
豪華客船『北斗』の船中で、殺人事件が発生した。福岡から日本一周の旅に出発し、舞鶴港に入港する直前の出来事であった。海上での犯罪ゆえ、海上保安庁と府警の合同捜索網が引かれ、その初動捜査の中、ひとりの不審人物が浮かび上がった。水野重治という人物が、船中から姿を消していたのだ。福岡から舞鶴沖まで無寄港であることから、海への脱出しか考えられない。さらに殺害された被害者のひとりは、乗船名簿にある名前と顔が一致しないことが判明した。では殺されたのは誰なのか。消えた男の行方は…。現実と幻想の狭間を蠢く男を綴る長編ハードロマン。
「BOOKデータベース」 より