量子光学
著者
書誌事項
量子光学
シュプリンガー・フェアラーク東京, 2000.10
- タイトル別名
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Quantum optics
- タイトル読み
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リョウシ コウガク
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注記
参考文献: p[391]-397
内容説明・目次
内容説明
この20数年間に目覚ましい発展を遂げた量子光学。このテキスト『量子光学』は、その発展の基礎となったテーマを網羅する一冊である。前半の各章では、量子光学の基礎的な理論に必要な定式化とその扱い方を詳しく説明する。これらの章で量子光学の考え方やその数学的取り扱いに慣れた読者は、後半の各章でそれらが光のスクイーズ状態、共鳴蛍光、レーザー理論、4光波混合の量子論、量子非破壊測定、ベルの不等式、量子観測問題、原子光学など多くの問題にどのように適用されて行くかを見ることができる。理論の説明が終始、実験的な結果と対比して行われていることも本書の特徴の一つであり、量子光学の全般的な理解を目指す初学者が理論・実験のいずれの面からもアプローチできる内容となっている。
目次
- 序論
- 電磁場の量子化
- 電磁場のコヒーレンスの諸性質
- 電磁場の表示
- 簡単な非線形光学系における量子的現象
- 確率的な方法
- 光のキャビティーにおける入出力の定式化
- スクイーズ光の発生と応用
- 非線形量子散逸系
- 放射と原子系との相互作用〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より