家族の死
著者
書誌事項
家族の死
みすず書房, 2000.10
- : 新装版
- タイトル別名
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The death of the family
- タイトル読み
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カゾク ノ シ
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内容説明・目次
内容説明
著者は1931年南アフリカのケープタウンに生れた。大学を卒業後、医師としてロンドンの病院に勤務、精神病院の在り方に疑問をもち「反精神医学」の狼煙を上げる。R.D.レインの、いうならば一の弟子である。分裂病者のための実験病棟ヴィラ21を担当した。本書は分裂病者の家族研究に源をもつ。著者によれば「家族とはその社会的な義務としてわれわれの経験を曖昧なやり方で濾過し、われわれの行為から純真でゆたかな自発性を奪ってしまう組織」なのである。この「家族」は死なねばならない。その後に初めて、自己、愛、やさしさが再生されるのだ、と著者はいう。
目次
- 家族の死
- 愛の地誌
- 革命の二つの顔
- 教育の終り—一つの始まり
- 君の豚肉に思いこがれよ
- 治療の彼岸
- 愛と狂気の革命
- “死”と革命
- わが最後の意志と誓約
- 格言の贈物
- 前・誕生日おめでとう
- 献呈の辞
「BOOKデータベース」 より