砂の海 : 楼蘭・タクラマカン砂漠探検記
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砂の海 : 楼蘭・タクラマカン砂漠探検記
(新潮文庫, し-25-23)
新潮社, 2000.12
- タイトル読み
-
スナ ノ ウミ : ロウラン タクラマカン サバク タンケンキ
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内容説明・目次
内容説明
目的地は、探検家ヘディンが「さまよえる湖」と名づけたロプノールと2000年前の幻の王国・楼蘭。太陽のコノヤロ光線、岩山も刻む砂嵐の中、“あやしい探検隊”隊長は、“正しい探検隊”である日中共同探検隊と、ずんがずんがと砂漠を突き進む。金属味の缶詰料理に辟易し、激しく車に揺られながら、著者が最終地点で目撃したものは?ハードな旅をユーモアで描く、シルクロード紀行。
目次
- さまよえる湖—なつかしい目をした女‐ロマンとヘチマ‐月牙泉のピョンピョン虫‐砂漠のアルコール
- 停滞—宇宙飛ぶ活字大作戦‐先発隊は進まない‐謎のオカヤマキョーコ‐オレンジ色の土崖人
- 無限軌道—嘉峪関の空中演歌行進曲‐感度良好隊出発‐鳥人たちと無限軌道車の夢‐砂山ザーサイ弁当
- ゴビ灘—砂漠の錫入り定食‐コバンザメテント“ゴビ”で笑う‐ピンクの野ウサギ東へ走る‐黄金朝焼糞
- 精霊の囁き—Vの字峡谷ヘッドバット通過‐比意留比意留と精霊の囁き—洟味風味の砂埃おかゆ‐蒼月に赤剥け野兎
- オアシス—タマリクス絶賛‐蜃気楼の正しいめくらまし‐やかましいオアシスの夜
- ロプノール—百足型中国式緊急的行列‐世界最凶の巴型便所‐最後のロプノール人
- 砂漠の目—砂嵐カラブラン‐タリム河デコボコ突撃‐砂漠に白い巻貝
- 赤いメサ—砂塵の三軍大移動‐糞食い土食い‐暁の羊逃亡事件‐夕日に燃える赤いメサ
- 死者と生首—月と生首‐銀河系の夜‐死者たちの胡楊
- 燃える輝玉—大地にめりこむ熱いたま—ヤルダンの連続攻撃—おかゆ腹トボトボ隊
- 砂の古城—自己主張する影—逃げ灯—闇に浮かぶ楼蘭古城
- 風砂と星空—風はかたまりで飛ぶ—砂蜥と疾風砂漠アリ—四億の夜と四億の星
「BOOKデータベース」 より