戦時標準船荒丸
著者
書誌事項
戦時標準船荒丸
(徳間文庫)
徳間書店, 1989.5
- タイトル読み
-
センジ ヒョウジュンセン アラマル
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内容説明・目次
内容説明
昭和二十二年、商船学校を卒業した桐生伸彦が初乗船したのは、戦前に粗製濫造された戦時標準船荒丸だった。神戸入港と同時に、荒丸はGHQの捜索を受けたが、大河内船長以下が平然と応対、事なきをえた。後日、亡兄の友人を訪ねた伸彦は、荒丸が幾度か闇物資運搬の容疑で捜索を受け、荒丸を密告した業者が次々に変死したことを知らされた。そして亡兄も大河内船長の下で働いていたという。海洋冒険小説。
「BOOKデータベース」 より