懐かしの高性能車
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懐かしの高性能車
グランプリ出版, 2000.7-
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- タイトル読み
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ナツカシ ノ コウセイノウシャ
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収録内容
- 1: トヨタ、マツダ、ホンダetc
- 2: プリンス、日産、三菱etc
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784876872121
内容説明
著者は1932年、つまり昭和7年の3月3日生まれですから、もうすぐ70歳になります。長くて、それでいてアッという間に過ぎてしまった自分の時間の1/3以上を車を塗ることを生業とし、バイクと車を片時も離さない日々を重ねてきましたが、さすがに最近は疲れを覚えるようになりました。寄る年波とはこういうものか、と思いながら今まで手で触れ、目で見て、耳で聞いた忘れられない車のことを書き残そうという気になりました。戦争に負けたあとの日本人はアメリカ人が持ち込んだ車を見ながら、自分たちが自分の車を持てる時代なんてくるわけがないと思っていましたから、そのあとで出てきた国産車は、それがタクシー用のとんでもない車でもまぶしく見えたものでした。それでもまだ自家用車を持てる時代などというものは未来永劫、来るわけがないと思っていましたから、そのあとからドンドンよくなっていく国産車は全部高性能車に見えてなりませんでした。ですから“懐かしの高性能車”というタイトルも、そういった時代の自動車大好き少年からみた高性能車と、その延長です。
目次
- 先進から保守へ—トヨタ自動車
- 大衆車ファミリアの誕生とヒット—マツダ(東洋工業)
- 本田宗一郎の足跡と四輪への進出—本田技研工業
- 三輪車のトップメーカーからの転身—ダイハツ工業
- ルノー4CVからの出発—日野自動車
- 巻冊次
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2 ISBN 9784876872138
内容説明
自分の車を持てる時代などは未来永劫くるわけがない、と思っていましたから、街を走る手作りボディの国産車でも憧れの高性能車に見えてならなかった。そういったことを考えると高性能車というのは、それぞれの人が自分の心の中で描き出すものかも知れません。ですから本書の中には、なんでこの車が…?と思われる車が何台も登場します。それは少年のころ、焼け跡に建った小さな町工場で自動車塗装の小僧っ子になったころからの、著者の心情から、と読んでいただいて、少しでも懐かしい車に活字の上で出会っていただければ、と思っております。
目次
- 電気自動車からの転進、プリンスが辿った道—プリンス自動車
- ダットサンからブルーバードへの道—日産自動車
- 乗用車への序章、スバルP1誕生—富士重工業
- 軍用保護自動車時代からの流れ—いすゞ自動車
- 三菱500からコルトへの道—三菱自動車
- 鈴木式織機からポンポン…そして軽自動車へ—鈴木自動車
「BOOKデータベース」 より