さつき断景
著者
書誌事項
さつき断景
祥伝社, 2000.11
- タイトル別名
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さつき断景 : 長編小説
- タイトル読み
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サツキ ダンケイ
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内容説明・目次
内容説明
1995年、1月阪神・淡路大震災、3月地下鉄サリン事件、そして5月1日—。神戸でのボランティア活動から帰京したタカユキ(15歳)は惰性としか思えない高校生活に疑問を感じていた。電車一本の差でサリン禍を免れたヤマグチさん(35歳)は、その後遺症ともいうべき自己喪失感に悩んでいた。長女が嫁ぐ日を迎えたアサダ氏(57歳)は、家族団楽最後の日をしみじみと実感していた…。そして96、97…2000年。三人は何を体験し、何を想い、いかに生きたのか。20世紀末6年間の「5月1日」からそれぞれの人生を照射した斬新なる試み。注目の山本周五郎賞作家が挑んだ日録小説の傑作。
「BOOKデータベース」 より