誤判救済と刑事司法の課題 : 渡部保夫先生古稀記念
著者
書誌事項
誤判救済と刑事司法の課題 : 渡部保夫先生古稀記念
日本評論社, 2000.12
- タイトル別名
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誤判救済と刑事司法の課題 : 渡部保夫先生古稀記念論文集
Responsibility for relief of mistrial and criminal justice
- タイトル読み
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ゴハン キュウサイ ト ケイジ シホウ ノ カダイ : ワタナベ ヤスオ センセイ コキ キネン
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注記
渡部保夫氏の肖像あり
渡部保夫先生経歴・業績一覧: p655-667
収録内容
- 体験的誤判原因論 : 刑事司法の担い手とシステムに着目して / 阿部泰雄著
- 虚偽自白の虚偽性がなぜ見抜かれないのか : もう一つの心理学のために / 浜田寿美男著
- 冤罪者に対する賠償の法理 / 村重慶一著
- 自白偏重から脱却するために / 荒木伸怡著
- アメリカの刑事再審弁護士の提言 : 再び、アメリカの誤判は陪審のせいか / 四宮啓著
- キャリア裁判官の刑事陪審観 : 陪審は偏倚すれども法官は偏倚せず / 下村幸雄著
- 「イギリス刑事事件再審委員会Criminal cases review commissions」の現状と課題 / 福島至著
- 陪審裁判と誤判 : 陪審と誤判との関連性をめぐって / 指宿信著
- 誤判と再審 : フランス再審法の生成史素描 / 白取祐司著
- 実況見分調書問題と市民のための刑事司法 / 庭山英雄著
- 接見交通権の保障と信書の発受の秘密性 / 村井敏邦著
- 刑訴法三二一条一項二号書面の証拠調請求の時期的限界 / 村岡啓一著
- 刑事裁判と警察 / 萩原金美著
- 事実認定における検証(特に夜間検証)の重要性について : 先例に学ぶ覚書き / 木谷明著
- 裁判官の有罪願望と事実認定 / 大塚喜一著
- 草加事件の事実認定とその教訓 / 守屋克彦著
- 目撃供述の信用性と心理学鑑定 : 模擬フィールド実験的アプローチを中心に / 一瀬敬一郎著
- 司法制度改革審議会「中間報告」の評価基準 / 小田中聰樹著
- 犯罪論のあり方 / 鈴木茂嗣著
- 名誉毀損罪における「真実性の誤信」の扱い / 丸山雅夫著
- 被害者の「自己答責性」と過失正犯 / 松宮孝明著
- 常習累犯窃盗罪における「常習性」 / 中島広樹著
- 中止未遂の減免根拠をめぐる近時の理論動向 / 城下裕二著
- 犯罪被害者の復権 : 被害者の法的地位に関する覚書き / 小暮得雄著
- 被害者にやさしい刑事司法? : そのモデル的考察 / 吉田敏雄著
- 犯罪被害者の救済と破産手続 / 佐藤鉄男著
内容説明・目次
内容説明
本書はあらゆる視点から日本の刑事司法の改革を提言する。
目次
- 第1部 市民参加と誤判救済(体験的誤判原因論—刑事司法の担い手とシステムに着目して;虚偽自白の虚偽性がなぜ見抜かれないのか—もう一つの心理学のために;冤罪者に対する賠償の法理;自白偏重から脱却するために ほか)
- 第2部 刑事司法と事実認定(実況見分調書問題と市民のための刑事司法;接見交通権の保障と信書の発受の秘密性;刑訴法三二一条一項二号書面の証拠調請求の時期的限界;刑事裁判と警察 ほか)
- 第3部 犯罪論と被害者救済(犯罪論のあり方;名誉毀損罪における「真実性の誤信」の扱い;被害者の「自己答責性」と過失正犯;常習累犯窃盗罪における「常習性」 ほか)
「BOOKデータベース」 より