海冥 : 太平洋戦争にかかわる十六の短篇
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書誌事項
海冥 : 太平洋戦争にかかわる十六の短篇
(講談社文芸文庫)
講談社, 2000.12
- タイトル別名
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海冥 : 太平洋戦争にかかわる十六の短篇
- タイトル読み
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カイメイ : タイヘイヨウ センソウ ニ カカワル ジュウロク ノ タンペン
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注記
年譜--小田実: p344-358
著書目録: p359-364
収録内容
- 海のいくさ
- 船
- 骨
- 肉
- 姦
- 風呂
- 男
- P-島にて
- 指揮官
- 卒
- 雲、あるいは、愛
- ジャップ
- ジョギング
- 海を眺める墓地
- 太平洋の話
- 舟
内容説明・目次
内容説明
戦犯として刑死した父の冤罪を晴らすため、現地P—島のジャングルの奥へ入ってゆく、その息子の新聞記者吉田。「玉砕」につぐ「玉砕」、ひとつの島全体が餓える—“餓島”。南海の果て、また戦後の横浜港の氷川丸を発端に、それぞれ独立した空間と時間を生きる海の戦争に関わる登場人物達の生と死の挿話が重なり、大きなうねりとなって、苛酷な戦争の真実を伝えてゆく。歴史に埋もれた死者を悼む16の短篇。
「BOOKデータベース」 より